【筋トレ基礎理論】物理的刺激と科学的刺激を解説

こんにちは。まいさーぶろぐです!

    「物理的刺激と科学的刺激って何?」
    「筋肥大にはどちらの刺激を入れた方が良いの?」

このような疑問に答えます。

物理的刺激と科学的刺激を解説

物理的刺激と科学的刺激を解説

結論として、物理的刺激と科学的刺激はどちらも筋肥大効果はあるという研究結果が出ています。

物理的刺激と科学的刺激の特徴としては、

  • 物理的刺激は、筋力アップに効果的
  • 科学的刺激は、筋持久力アップに効果的

という違いがあります。

筋肉を大きくしていくためには、トレーニング強度を上げていくことが重要となります。

物理的刺激で、筋力アップも狙って負荷を高めていくことをベースに、科学的刺激も加えていくと筋肥大に効果的です。

物理的刺激と科学的刺激のどちらも取り入れるとよいでしょう

では、物理的刺激と科学的刺激はどのような刺激なのか、解説してきます。

物理的刺激とは

物理的刺激とは

物理的刺激とは、高重量の強い負荷を筋肉に与える刺激のことを指します。

物理的刺激では、細胞膜に炎症が起こり、筋繊維が破壊されることで筋肉にストレスを与えます。

筋肉は力を発揮する時、筋繊維が収縮しますが、強い負荷がかかると、収縮する際に筋繊維が少しずつ破壊されていきます。

筋繊維の周囲には「筋サテライト細胞」が存在し、筋繊維が破壊されると、この筋サテライト細胞が増殖し、筋繊維の修復が行われます。

この時、次は刺激に耐えれるように太く強く筋繊維を修復・補強することで、筋肉は大きくなっていくのです。

物理的刺激のメリットとして、筋力の向上が期待できる点があります。

これにより、より重い重量を扱えるようになるため、トレーニングの強度を上げていくことができます。

物理的刺激は強い負荷が筋肉や関節にかかるため、十分に回復させてあげることも意識しましょう

科学的刺激とは

科学的刺激とは

科学的刺激とは、低重量高回数の動作で筋肉を疲労させる刺激のことを指します。

科学的刺激では、代謝物質が貯まることにより、細胞の内環境が変化することで筋肉にストレスを与えます。

低重量高回数の運動を行うことで、乳酸やピルビン酸が溜まったり、酸素濃度の低下やクレアチンリン酸の低下が起こります。

この刺激により、筋肉へ血液が大量に送り込まれ、筋肉が張った状態(パンプアップ)となるのです。

科学的刺激のメリットとして、筋持久力の向上が期待できる点があります。

また、関節への負担も少なく、対象部位を追い込むトレーニングに適しています。

科学的刺激は、十分な効果を得るためにはしっかりと追い込む必要があります
これにはメンタル的な辛さがあるため、自分に負けないようにしましょう

まとめ

物理的刺激と科学的刺激はどちらも筋肥大効果があると言われています。

物理的刺激は最大筋力の70~80%(8~12回)、科学的刺激は最大筋力の30~50%(20~25回)の刺激が目安となります。

筋肉を大きくするためには、刺激に慣れさせず、様々な刺激を与えてあげることが重要です。

そのため、物理的刺激と科学的刺激のどちらもトレーニングに取り入れると良いでしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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